SBIによる地銀再編、そしてメガバンク化へ

SBIによる地銀再編、そしてメガバンク化へ

「地銀の数が多すぎる」「再編も一つの選択肢」という菅総理大臣の発言をきっかけに、注目が集まっている地方銀行の再編について。

地銀再編

SBI北尾さんの戦略が凄い。デジタル活用の波に乗りネット証券業界ではもはや敵なし。銀行でも住信SBIネット銀行の人気ぶりが目立つ。次は地銀再編ときた。

地銀を取り巻く経営環境は非常にネガティブ。短期的にも低金利。中期的にフィンテック技術が進化するのに、地銀はそれを取り込めない。長期的には地方経済全体が縮小していき、事業環境が良くなる見通しがない。

第4のメガバンク構想

そんなトレンドの中、「第4のメガバンク構想」を掲げて地方銀行との資本業務提携を拡大するSBI。この構想に加わる地銀は7行まで増えた。最大10行程度の参加を見込んでいるという。地方創生や地域金融の安定を目的とし、今後も参加する地銀は増えるだろう。SBIが先導することから、SBIによる地銀統合といってもよいかもしれない。

地銀のメリットはシステム運用コスト削減しつつ、デジタル活用にリソースを投入できること。SBIのメリットは地銀顧客へのリートと地銀統合パワーによるビジネススケール。地銀の有価証券運用を担うSBI地方創生アセットマネジメントの運用残高は今後1年で2倍になる見通しとのこと。古い銀行業界をディスラプトしていくSBIは最高だ。